背負子

 背負子は数種類所有しています。素材は鉄製ので、現在市販されていないかもしれません。こちらは頑丈ですが本体そのものが重く最近はあまり使用していません。
 
もう1つのタイプはアルミ製で登山用品店で購入したものです。耐重量は市販のもので一番のものを使用していますが、それでも5,60kgといったところです。

これらを改良していますが、幾つかタイプがありますが現在は使っていないものもあります。

A.前向きで背負う場合背負う方はこの方が楽ですが、これは足が細めの人でないと無理です。   また、長い時間ですと腰が落ちてきて@のテープに股間があたるので男性にはキツイです。最近はあまり使用していません。


@柱の間布テープを通します。

Aの支柱は市販の背負子では位置が下のほうなので、ドリルなどで穴をあけて位置をずらしました。

Bテントマットなどのクッションやタオルなどを巻く
(ここに尻を乗せる)

C前向きで足を入れる

Dここにつかまる(伸縮可能)

E紐を背中にまわす
(末端はカラビナを付け外し易くする)

  @〜B事前に準備しておく

実際に使用しているところの写真

B.後ろ向きで背負う場合1後ろに体重が掛かりますので、体重が重い人を担ぐ場合は注意が必要です

@幅30cm、厚さ15mm程度の板を荷台に固定します。

A板の上に発砲スチロールを貼り付け、腰がずり落ちないように末端を高くする。

B背負われる人にパラシュート型ハーネスをつけ、シュリンゲなどの紐でハーネスと背負子を固定する(4箇所)

 @〜A事前に準備しておく

Aの台座の下に足を乗せる台を付けたものもあります。

実際に使用しているところの写真

C.後ろ向きで背負う場合2Bとは異なり、台座に板は張りません。Bと同様重心はどうしても後ろにとられます。
また、お尻の大きい人は、時間が経つと台座から落ちてきてしまう欠点があります。

@台座に布テープを巻く(支柱と支柱の間)

Aシットハーネスを紐で2個所固定する。

Bハーネスの通常、又を通す部分を@の間を上から通す

 (この時点で背負われる人は台座に座る)

CBの部分を足の間からハーネスのベルトに通す

Dハーネスのベルトを締める

E2mくらいの布テープの中心を背負子の支柱に1回転巻く

FEの布テープを背負われる人の両肩からハーネスのザイルを通すところを通してから両端を結ぶ

(布テープの末端にストラップ用ジョイントを使うと便利)

実際に使用しているところの写真

D.後ろ向きで背負う場合3Cタイプの改良版として作成。Cタイプでは、お尻が落ちてきていまうので、台座に布テープを巻く替わりにBタイプと同じように板をはったもの。乗り心地と安定性は一番よいと思われます。@の部分が板のほかは、Cタイプと同じです。シットハーネスだはなくパラシュート型ハーネスを同じように背負子に固定したものもあります。

@台座にハーネスを通す穴をあけておく

Aシットハーネスを紐で2個所固定する。

Bハーネスの通常、又を通す部分を@の穴の上から通す

CBの部分を足の間からハーネスのベルトに通す

Dハーネスのベルトを締める

E2mくらいの布テープの中心を背負子の支柱に1回転巻く

FEの布テープを背負われる人の両肩からハーネスのザイルを通すところを通してから両端を結ぶ

(布テープの末端にストラップ用ジョイントを使うと便利)

実際に使用しているところの写真

左から3枚:シットハーネスの肩かけベ

ルトを組み合わせたタイプ 首にエアクッションを付け首がすわるように手を加えたもの
上:パラシュートハーネスを付けたタイプ

Eハーネスを使ったおんぶ型パラシュート型ハーネス(注)を使っておんぶ紐のようにしたタイプです。後ろ向きの背負子では体重が後ろにとられてします場合に使用します。背負われる人にハーネスを装着し、そのハーネスに背負う人用の紐を付けたもの。

(注)昔の岩登り用のハーネスで、胴体と腰までの一体型ハーネス)



 

 

 

 

 



上:交代時は、後ろで支える

 

上:背負った状態、腿の部分も吊り上げる
左:装着後黒のストラップで背負う